昼間のタイは暑い。パタヤも暑い。
日中、歩きまわるには辛い。
しかし部屋にいても退屈なだけだ。
お相手がいても、昼間は暑すぎてタイ人はあまり外出したがらない。
そこで映画館だ。
映画館なら涼しいし時間もつぶせる。
映画館が格好のデートスポットなのは洋の東西を問わない。
日本語吹き替えなどはないが、ハリウッドのアクション映画なら言葉はわからなくても、大筋は理解できよう。
タイ映画なら英語字幕が付くので、リスニング苦手の人でも理解しやすいかも。
純粋な映画好きにもタイの映画館は利用価値が高い。
日本では数ヵ月後に上映予定の最新作でもタイならばすでに上映中だったりするのだ。
他の日本人よりも一足早く見られるのは、映画好きならちょっとした優越感にひたれる。
【パタヤのシネマ・コンプレックス】
パタヤ中心部には、大きなシネコンが3つある。
・ノースパタヤのBIG-C内にあるSFC 映画館はこのさらに奥。
老舗。ちょっとローカル臭あり。外国映画でも吹き替えタイ語のみの上映もあるので要注意。ノースパタヤ滞在者以外には利用価値は低いかも。
・セントラル・フェスティバル内にあるSFX 映画館は最上階へ。
立地条件便利至極。ただ映画館のあるフロアーまで上るのが少し面倒かも(エレベーター利用推奨)。最新最大規模。ロビーも広い。入り口エスカレーター下にはゲームセンター、カラオケ、日本食レストランもあり、上映開始までの時間潰しに便利。映画料金は他よりは若干高め。隣のボーリング場から外に出ると喫煙スペースがある。
・セカンドロード沿いのアヴェニューにあるMajor Cineplex 3階にある映画館受付入り口。
まずまずの規模。平日の昼間はガラガラなので実に快適。立地も悪くない。1階にビリヤード場とマクドナルドやスターバックスがあり、こちらも時間潰しに重宝する。個人的には一番利用頻度が高い。おすすめ。最近、自動券売機が設置された。
それぞれのシネコンの上映時間のリンク。
当日朝にチェックしてみよう。
BIG-C(SFC)
http://www.sfcinemacity.com/index.php/en/timetable/lookup/cinema/Central-Pattayaセントラル・フェスティバル(SFX)
http://www.sfcinemacity.com/index.php/en/timetable/lookup/cinema/Central-Pattaya-Beachアヴェニュー(Major cineplex)
http://www.majorcineplex.com/en/search-results/?cinemaId_1=3
(リンク先がうまく開かない時は、
ここから入り、右上にあるSHOWTIMEをクリックすればよい)
映画名の後の、「T」はタイ語、「E」は英語のこと。「E.SUB」は英語の字幕付きの意味だ。
「EN/TH」なら英語音声のタイ語字幕という意味になる。
さて、タイの映画館。
入場料は日本に比べると笑ってしまうくらいに安い。設備もしっかりしている。イスは日本よりふかふかで大きいかも。
曜日によって料金がかわってくる。
平日昼間なら一人100バーツくらいから。映画デーなら80バーツなんてことも。
3D映画は少し高くなる。
(アヴェニューの料金表)
【チケットの買い方】
日本の映画館と同じ。いたって簡単。全席指定となっている。
カウンターで見たい映画名と人数を言えばオッケー。
席の種類によって料金が違うので、希望する席種も伝えよう。
ラブラブカップルシート(Porch)は高い。
座席指定はその場で指定できるところと、別のブースで自分で選ぶところがある。
わからなければ、そのへんにいる係員に教えてもらおう。
アヴェニューは自動券売機が設置されており、そちらでチケットと席の指定が可能なようだ。
現地女性が一緒なら、まかせてしまうのが楽。
映画館の常連なら、メンバーカードも持ってるかも。少し料金が安くなる。
【注意点】
とにかく館内は冷房ががんがん効いていて寒い。そりゃあもう冷蔵庫かと思うくらいに寒い。長ズボン着用と、上に羽織れるものが一枚あったほうがいい。冷凍地獄で映画鑑賞どころではなくなってしまう。
飲食物の館内持込みは基本的に禁止されている。
セントラル・フェスティバルは特にチェックが厳しい。
ロビーで購入したドリンクやポップコーンはもちろん持ち込み可能。
というか、映画料金よりもポップコーンとドリンクのセットのほうが高くつくってどういうことだ。
上映開始前には国王をたたえる歌と映像が流れる。
国籍関係なく場内全員起立し清聴すること。ファランも大人しく起立している。ほんの2、3分だ。
携帯電話の電源はオフしてね、というCMも流れるが、実際に切っている人は少ない。中には平気で通話しているツワモノもいる。まあ、気にしてもしょうがない。ここはタイだ。
タイ人女性は、タイ製のおばけ映画やコメディを愛好している。中にはとても面白くよく出来たタイ映画もあるが(最近では「ピー・マーク」が面白かった)、正直、日本人には今ひとつピンとこないかも。映画選びは仲良く慎重に。言葉の問題もあり、ハリウッドの娯楽超大作がやはり無難。エックスメンやスパイダーマンならタイ人もみんな知っている。
では、タイ・パタヤで楽しい映画ライフを!
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