日本でもデング熱の流行が懸念され、ちょっとした騒ぎになっているが、タイでは毎年のように多くのデング熱患者が発生し、死者も出ている。
2014年1月から8月でのタイにおけるデング熱患者は、約2万人。このうち23人が死亡したとのこと。
(ソース)
http://www.newsclip.be/article/2014/09/09/23103.html2013年の死者は、33人。
(ソース)
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htmタイ旅行好きには他人ごとではない。
タイだけでなく、フィリピンなど他の東南アジア諸国でもデング熱患者は多く発生している。
なるべく蚊に刺されないのが肝心。
デング熱にかかるかどうかは別にして、そもそも、蚊に刺されるのは気持ちのいいものじゃない。
できるだけ避けて通りたい。
が、タイで行動していると、蚊は避けて通れない。
屋外レストラン、屋台、遺跡、寺、ビーチ、オープンテラス式のバーなど、行く先々で蚊が待ち構えている。
蚊のほうに避けてもらおう。
そこで活躍するのが虫除け薬。
日本ではスプレータイプが多いけれど、タイではクリーム(ローション)タイプがメイン。
コンビニやスーパーで気軽に購入できる。
Soffellの虫除けクリーム
当方がよく使用しているのが、こちら。
Soffellの虫除けクリーム。
Mosquito repellent lotion
タイのコンビニで55バーツで売られている。約170円。
手の平にクリームを注いでから、足や手など露出している部分に塗るタイプ。
匂いは二種類。これはフローラルの香り。
もう一つはオレンジの香り。
どちらも、最初は少し匂いがきついが、すぐに匂いは弱まる。
DEETという虫を避ける成分が13%配合されている。
日本での市販されている虫除け薬の最大値が12%だそうなので、それよりも強力だ。
DEETは強い成分なので、乳幼児への使用には注意が必要。
成人でも、使いすぎには要注意。
が、化学物質の害を過敏に心配するよりも、テング熱などのリスクのほうがはるかに大きいはずなので、なるべく蚊に刺されない対策を重視すべきだと思う。
あくまで個人的主観だが、このsoffellクリームの効果はテキメン。
屋外型のバービアやレストランで2時間くらい飲食しても、蚊に刺されることはまずない。
効果が持続するのが2時間くらいらしいので、外出時は携行するのもいいだろう。(塗り過ぎはやめよう)
知人がタイで購入したSoffellを日本での草刈り時に使用しているが、蚊がまったく寄ってこなくなるとその威力に驚いていた。
まあ、それほど強力だということだろう。
一回使いきりタイプもあり。こちらはさらに安く、わずか5バーツ。15円。
また、クリームタイプだけでなくスプレータイプもあり。
ちょっと小さめ。35バーツ。
タイでは、他にも各種虫除け薬が売られている。
有名なのはジョンソンの「OFF!」。
これはスプレー缶タイプ。137バーツだ。おそらく輸入品。
DEETは15%。
日本のジョンソンでは扱っていなようだ。
これまた日本ではお馴染みの蚊取り線香。
コンビニで簡単に手に入る。
「カトリ」が「カヤリ」になっているのはご愛嬌。
細かい成分まで同じなのかは不明だが、現地タイ人もよく使用している。
屋外型レストランのテーブルの下にサービスで蚊取り線香が焚かれていることもある。
蚊取り線香携行ホルダー。
アウトドア好きや東南アジアやインドを放浪するバックパッカーの必需品。
頑丈できちんとした作りのものは海外では手に入れにくいので、旅行前に買っていこう。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 2012-03-09
この「Soffell」などの強力な虫よけ薬は、成分の規制もあり、日本国内での入手は困難かと思われる。
輸入通販サイトではかろうじて扱っているが、すぐに売り切れてしまう。
まとめ
タイをはじめ東南アジア諸国を旅行する際は、蚊に対する注意は怠らずに。
現地についたら、まずコンビニやスーパーで虫よけ薬を手に入れておこう。
タイの観光地にあるセブン-イレブンやファミリーマートには、商品棚に日本語が表記してあるので、わかりやすい。
売り場が分からない場合は、店員に聞いてみよう。
蚊取り線香などの蚊よけ薬のことを、タイ語で「ヤーガンユン」と呼ぶ。
ヤーは薬、ユンが蚊。ガンはよくわからないけど、たぶん「防ぐ」とかそんな意味。
蛇足ながら、日本で手に入るDEET12%配合の虫よけスプレーはこちら。たぶん、これが最強。
大型スプレー缶は空港での保安検査でひっかかる場合が多いので、海外渡航の際は携行できないかも。
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