パタヤの薬局で薬を購入(下痢薬)
パタヤほど薬局が密集している街は世界的にも珍しいかもしれない。それほど薬局があちこちに立っている。
ビーチロード、セカンドロード、ブッカオといった大きな通り沿いにある薬局では、問題なく英語が通じる。中には、薬剤師が対応することを売り文句にしている薬局もあり、何かと心強い。
個人的によく利用するのが、下痢になった時だ。
現地の病気は現地の薬で治せ。旅行者の間ではそう言われることが多い。
下痢がひどいと、遊びや観光もままならない。
素直に薬局に行こう。
まず、カウンターで症状を伝える。
下痢は、英語で「diarrhea」という。発音はダイアリーア。
タイ語では「トーンシア」で通じるはず。
腹をおさえて苦しそうな表情で伝えれば間違いない。
いくつか質問されることが多い。
「症状はいつから?」
「便は汁状か?」
「痛みはあるか?」
「吐き気はするか?」
などなど。
英語やタイ語の聞き取りに不安があるなら、最初に経緯を伝えておくのもいい。
「昨日の夜、ソムタムプーパラ食べてから、下痢になった」とか。
すると、症状にあわせて薬を処方してくれる。
通常は、バクテリアを殺す薬と整腸剤が多い。英語できちんと説明してくれる。
ひどい下痢の場合は、より強い成分の薬をもらえるだろう。
この写真は、ソムタムを食べて下痢になった時に実際に処方された薬。袋にはフードポイズニングと書かれている。
ひどい下痢が一晩ですっかり治ってしまった。おそらくかなり強い成分なのだろう。
注意事項はちゃんと聞いておこう。
食前か食後に飲むのか。一日何度服用するのか。
上の写真の薬では袋に手書きしてくれている。
BOOTSなど一部の大手チェーン店では、英語の注意事項がプリントされたものを箱に貼り付けてくれるのでわかりやすい。
下痢以外の症状でも、薬局で相談に乗ってくれる。
風邪をひいた。
熱がある。
のどが痛い。
などなど。
会話に不安がある人は、指差し会話帳などを持参すればよし。
【注意】
なお、激しい腹痛を伴う下痢の場合は、無理せず病院に行くべきです。特に魚介類を食べたあとは要注意。生死にかかわるケースがあります。
また、英語タイ語ともまったくわからない場合も、無理せず病院に行きましょう。スクンビットにある「バンコク病院」には日本語スタッフが勤務しているようです。
クレジットカード付帯保険がある人は、カード会社に連絡すれば、病院を紹介してくれます。くれぐれも海外での無理は禁物です。
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