観光地であれば、多かれ少なかれどこでもそうだろうが、パタヤでもハイシーズンとローシーズンの物価の差が激しい。
特にホテルの価格には顕著に表れる。
最近急増してきたロシアと中国からの観光客の影響なのか、全体的にホテルは値上がり傾向だ。
ローシーズンなら 1500バーツで泊まれるホテルが、ハイシーズンになると 2500バーツにも値上がりするなんてこともざらにある。
それでも、年末年始などは予約で埋まってしまうのだから、まさに殿様商売だ。(そのかわり、ローシーズンは交渉すれば安くしてくれるのでマイペンライだが)。
アゴダで少し検索してみても、大晦日のホテルはすでに満室のホテルが多いようだ。特に人気どころは、ほぼ埋まっている様子。
ビーチロード沿いでは残り23軒しかヒットせず。
パタヤ中心部に範囲を広げても、残り55軒。(ともに10月28日現在)
格安ホテルとして名高い「
TUNE HOTEL」が3400 バーツもする。びっくりだ。
それにしても宿泊代とは別にガラディナー代を請求するホテルが多い。ガラディナーとは、大晦日やクリスマスなどに特別に提供するディナーのことだが、要するに特別割増料金を請求するための名目だ。予約する際は、よく確かめること。
ブッカオ沿いの立地ではガラディナー無しの比較的安めのホテルがいくつか残っているようだ。
R-コン レジデンス (R-Con Residence)ブッカオのセントラルロード寄り。ソイ 7、8 なら歩いて行ける。
ゴールデン シー ホテル (Golden Sea Hotel)ブッカオのパタヤタイ寄り。 LKメトロは余裕の徒歩圏内。ウォーキングまで歩けない距離ではない。
どちらもローシーズンに比べれば、かなり高い。
ナビン マンション 2 (Navin Mansion 2) ここなら大晦日でも1泊800バーツほどでお得かも。長期滞在用のサービスアパートのようなところなので、あまり料金が変わらないのか。ただ、場所がセントラルロードのサードロードを越えたところにあり、あちこち移動するには少々不便。すぐ横にはビッグCエクストラがあり、買い物と食事には不便しないだろう。
ホテル予約サイトに掲載されていない小型ホテルの場合も事情は同じ。
たとえば、ソイブッカオにある某ホテルは、ローシーズンだと一番安い部屋で 1泊650 バーツ。ハイシーズンになるにつれ、徐々に値上げしていき、 12月から1 月にかけての最繁忙期は 1000バーツにもなる。
(このクラスだと、ガラディナーなんて概念すらない。そもそも食堂すらない。)
概ね、ハイシーズンは 1.5倍から2 倍の価格に上昇すると考えていいようだ。
大晦日と正月あたりは、 2倍以上になる。
ゲストハウスの価格も見てみよう。
ソイLKメトロにある某ゲストハウスの料金表。
3月から10 月いっぱいまでが、 500バーツ
11月から12 月15日が、 600バーツ
12月16 日から 1月16 日までが、 650バーツ
1月16 日から 2月いっぱいまでが、600バーツ
ここはかなり良心的だと思う。
ソイレンキーのゲストハウス
何軒がまわって調査してみたが、他のゲストハウスは、ローシーズンが1泊500バーツだとすると、ハイシーズンは700バーツ前後。
ホテルほどではないけれど、ゲストハウス系も強気の値段設定をしているところが多いようだ。
常連になれば、交渉で多少の値引きはしてくれるだろうが、それでも事前に予約しておかないと、なかなか空きがない。
パタヤには無数にホテルがあるので、大晦日と新年をのぞけば、ホテルに泊まれず野宿なんてことにはならないはず。
でも、普段は到着当日にウォークインで宿を探している人も、何らかの形で当座の宿をおさえておくのがベターだろう。
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