9月1日より、いよいよ日本・バンコク間の直行便が運用開始となるエアアジア。
これで、より安くタイへ遊びに行けるようになる。
成田発バンコク行き 10:30→15:05
バンコク発成田行き 01:00→09:15
関空発バンコク行き 01:10→05:00
バンコク発関空行き 16:20→23:50
(日本とタイの時差は2時間)
【予約方法と注意点】
ためしに9月11日の成田発ドンムアン行きを予約してみよう。
プロモーション価格で12000円とかなり安い。
さっそく次へ進む。
次の画面で、名前や生年月日など必要事項を記入する。
が、よく見ると、最初に表示された価格より高くなっている。ここでは15000円と表示されている。
これは、受託荷物が自動的に20kgに設定されているからだ。
次の画面で設定し直すことができるので、まずは先へ進む。
この画面で、荷物と機内食などの設定ができる。
なるべく安く上げたいなら、ここで受託荷物は「無し」に変えておこう。
さらに、エアアジア・トラベル・プロテクションという欄があるので、不要ならこれも「不要です」に選択し直す。
こうすれば、一番最初に表示された価格が、総支払額となる。
ただし、荷物が多い場合は、かならず予約時に申し込んでおこう。空港のチェックインカウンターで追加料金を払う場合は高くなってしまうので、あらかじめ申し込んでおくのがベター。
そのあとは、座席指定の画面へ。
これはもうお好みで。
この画面で指定してしなければ、自動的に座席が振り当てられる。
最後は支払画面へ。
なお、クレジットカード払いの場合、決済手数料が300円ほどかかる。これはもう逃れようがない。
総支払い額は12300円となる。
LCCは片道切符が簡単に購入できるが、日程が決まっているのなら、往復で予約しよう。すると、決済手数料が一度ですむ。
【チェックイン時の注意点】
搭乗日の2週間ほど前になると、登録しておいたアドレスにメールが届く。
ウェブチェックインが可能だ。
予約番号、苗字などを入力すれば先へ進める。
この時に、荷物や機内食の追加もできる。
また、あらかじめ座席指定をしなかった場合、このウェブチェックイン時に自分の座席番号を確認できる。
もし気に入らない時は、追加料金を払って変更可能だ。
画面を進めていくと、最後は搭乗券印刷へと移る。
が、日本の空港の場合、これはあまり意味が無い。
かりに印刷していても、必ずチェックイン・カウンターで手続きする必要があるのだ。直接イミグレーションに行っても追い返される。
ドンムアン空港では、搭乗券を印刷しておき、預け荷物もなければ、チェックインカウンターに寄らずにそのままイミグレーションへ行ける。
また、日本のチェックインカウンターでは、荷物重量チェックが必ずといっていいほどあるので、荷物の重さはあらかじめ計っておこう。
(ただしドンムアン空港では、ほとんどチェックは無い。香港空港でもなかった。中国系の旅行者は、大きなトランクケースも平気で機内に持ち込んでいる。)
機内持ち込み荷物は7kgまで。大きさ制限もある。
ただし、ノートパソコンやタブレットなどの端末機器は別枠。記載がないけれど、おそらく4kgまで。もしくは機内に持ち込む小さなバッグも別枠。(どちらか一つなのでPCケースごと入れられるサイズのバッグが必要)。
メインのバッグの重量が7kgをオーバーしそうなら、小さくて重たいものを別枠のカバンに詰めこむか、上着のポケットにでも押しこんでしまおう。
受託荷物の重量超過はもちろん料金が追加徴収される。
日本の空港でのチェックはやはり厳しい。
【機内での注意点】
食事や飲み物は、すべて有料。
あらかじめ注文しておくと、少し安い。
本来、飲食物の持ち込みは禁止されているが、まあ、大丈夫だろう。
水とお菓子やおにぎりくらいなら、おおめに見てくれそうだ。
フライト時間はせいぜい6時間くらいなので、ペットボトルの水1本もあれば、耐えれないことはない。が、エコノミー症候群には気をつけよう。
搭乗前に腹いっぱい食べておこう。
なお、機内食を直接注文する際の支払いは日本円でもタイバーツでもオッケー。ただしお釣りは強制的に
マレーシア・リンギットで。
(
9月12日修正。日本・バンコク間のフライトの料金はすべてタイバーツとなっている。日本円での支払いは可能。釣り銭は未確認。
ちなみに、カップヌードルが60バーツ。ネスカフェ60バーツ。ペットボトルの水40バーツ。缶ビール90バーツなど)
席は意外と広い。
使用機材にもよるが、インドネシアあたりの国内線LCCに比べれば、かなり快適だ。身長180センチくらいまでの人ならとりあえず普通に座れるレベル。
【ドンムアンからの移動】
イミグレーションを出たら、荷物受け取りレーンや両替所があるのは、スワンナプームと同じ。
スワンナプームに比べれば、かなり小ぶりな空港なので、迷う心配はないだろう。
・バンコク市内への行き方
空港出口付近に各種看板が出ているので、お好きな方法で。
1 鉄道。空港に鉄道駅が隣接してあるので、すぐにわかる。ファランポーンまで1時間くらい。ただ、列車がいつ来るか、とてもアバウトなので、待ち時間がけっこうかかるかも。値段は忘れたが、たぶん、15バーツくらい。
時刻表
2 ツーリストバスでBTSモーチット駅へ。30バーツ。ここからBTSで好きなところへ。ローカルバスでも行けるようだが、ツーリストバス利用が楽。ツーリストバスはモーチット・バスターミナルへも行ける。
3 ローカルバス。昔からバックパッカー御用達だった59番赤バスは現在でも活躍中のようだ。最近は利用していないので、はっきり断言できないが、これ一本でカオサン通り(民主記念塔)へ行けるはず。
ローカルバス行き先案内板
4 タクシー。空港を出てすぐにタクシー乗り場がある。市内まで300バーツほどか。
・パタヤへの行き方
1 タクシー。一番楽。おそらく言い値は2000バーツくらい。
2 ツーリストバスかローカルバスでモーチット・バスターミナルをまで移動して、パタヤ行きのバスに乗る。
3 無料のシャトルバスでスワンナプームまで移動してから、パタヤ行きのバスの乗る。
おすすめは断然、3番目の方法。安くて早い。
(
2014年9月12日加筆修正。シャトルバスの利用規則が変更になった。スワンナプーム発の航空券を提示する必要があるので、この方法はあまり使えなくなった。詳しくは以下の記事を参照のこと。)
「
ドンムアン空港からパタヤへ行く方法」
【ドンムアン空港でのチェックイン】
ドンムアン空港入口には、エアアジア用のボーディングパス印刷機が置いてあり、スマフォに転送したバーコードから印刷できるようになっている。
ウェブチェックインを済ませて、搭乗券を用意しておき、受託荷物がない場合は、チェックインカウンターへ行く必要はなく、そのままイミグレーションへ。
ウェブチェックインだけ済ませて、搭乗券がない場合は、チェックインカウンターで発行してもらおう。
チェックインカウンターへ入る手前には、荷物検査場がある(上記写真)。ここは、受託荷物だけをX線に通せばよい。機内持ち込み手荷物は必要ない。
搭乗時間が迫っている便は優先的にチェックインさせてくれるので、時間がない場合は係員に聞いてみよう。
なお、ドンムアン空港敷地内には、ちゃんとしたコンビニも安い食堂もない。
チェックインフロア付近のカフェもかなり高い値段設定。
イミグレーションを越えてからの搭乗フロアにはマクドナルドやフジレストランなどもあるが、市内の1.5倍というぼったくりプライスなのでお気をつけあれ。
カフェで売っているインスタントラーメンが一番安い食べ物かも。
では、安くて便利なエアアジアを有効に活用して、タイ旅行を楽しもう。
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